サンタが街にやってきた
Santa Claus is comin' to town with brake partsである。ロッキード社謹製のクーペフィアット用ブレーキローターとパッドがクリスマスイヴのイヴに届いたら、これはサンタさんの贈り物であろう。というわけで、早速交換作業だ。
ちなみにセリカのブレーキもロッキード製のメタルパッドである。あの「もてぎ」のコースでもタッチが悪くならない、ということで、私の中では信頼性の高いメーカーである。純正置き換えなのでコストで選んだというのもあるが、悪い選択ではないはず。
さて、ブレーキはクルマで最も重要な保安部品であるので、これを見て真似する人は自己責任で、かつ作業は慎重を期して頂きたい。とはいえパッドだけなら作業は割と簡単だ。今回のように磨耗限度が来てローターを交換するとちょっと手間が増える。
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とりあえずフロントのキャリパーを外したところ。外したキャリパーは針金か何かで吊っておこう。パッドだけなら片方だけねじを外してキャリパーを持ち上げれば交換できる。セリカやフェラーリ、ロータス等のように対向ピストンのキャリパーならばねじを外すこともなく誰でも簡単に交換できる。今回はローター交換もあり、どのみちキャリパーが引っ掛かって外れないので全部取らないといけない。
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というわけでキャリパー全部を外して、ハブから古いローターを引っこ抜いたところ。あとは新しいローターを付けるだけだ。ハブ表面の錆やゴミを取って平滑にしてから取り付けよう。
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ローター交換をするなら念のためローターの振れを測っておこう。平面が出てないとペダルにブレが伝わってきてとても不快だから。クーペは外周で振れ0.15mm以内が許容値だ。今回のは4輪とも0.05mm以内で問題はない。
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というわけでフロント側の作業は完了。ちなみにクーペフィアット16Vのフロントキャリパーは前期がLucas製、後期がAte製(リアは全部Lucas製)である。Ateはポルシェやフェラーリのキャリパーも純正供給しているドイツのメーカーだ。キャリパーが違えばパッド形状も違うので、どちらが付いているか確認してからパッドを発注しよう。
次はリア側。リアはキャリパーのフローティング側を外せばローターも取れてしまうので、ねじ2つ分楽が出来る。
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リアでちょっと面倒なのはパーキングブレーキが共用のキャリパーの場合だ。パッドを外して、ピストンに2箇所もしくは4箇所の切り欠きがあったらそれである。普通はピストンを押せば戻るのだけど、このタイプはピストンを回しながら押し込まなければならない。国産車だったらラジオペンチの先か何かで回せば戻るのだけど、このキャリパーは回すと同時に体重を掛けるくらい気合を入れて押してやらないと入っていかない。SSTをたまたま持っていた(うちの他のクルマはみんなドラムインディスクなのに?!)ので事なきを得たが、もしもの時のためにこういう変な工具も持っていると助かることがある。
そんなわけで交換後はテストドライブだ。まず、止まったままペダルを踏み込んでやってパッドを接触させる。いきなり走り出すと1回目のブレーキで死ぬ思いをすることになるので落ち着いて。昔のパッドは「焼き」を入れてやったものだが今のパッドはそんな必要ないらしい。けど、一応馴染みを出すという意味で、最初は当たりを付けるためにやんわりと、しばらく走ったら1?0km/hくらいからフルブレーキングを4,5回(やりすぎ?)。最後の頃はだいぶフェードしてきた。やっぱり純正置き換えはこんなもんか。強力なブレーキに慣れているとふつーのクルマのこういうところが不安・・・。
まぁそんなこんなで問題なく止まることを確認して作業終了。Merry Christmas.
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